観光考古学会 シンポジウム
品川区の文化資源と文化観光


 品川区が大森貝塚遺跡庭園として整備している国史跡大森貝塚は、2027 年(令和9) にエドワード・S ・モースが大森貝塚を発掘してから150 年となる。その節目を迎えるにあたり、大森貝塚の学史的な意義とともに歴史遺産としての価値を後世に継承して行くために、どのように保存整備し、活用を図るべきなのかについて、区立品川歴史館をはじめ周辺に展開する中世の品川湊や近世の東海道など様々な歴史的・文化的遺産も資源として視野に入れながら、観光考古学会として「文化観光」の実践的モデルとして検討を行ってみたい。

プログラム
9:40開室
10:00開会挨拶品川区長代理 和氣正典 氏(品川区副区長)
10:10趣旨説明那波市郎 氏(観光考古学会副会長)
10:30報告1「大森貝塚遺跡庭園の現状と課題」寺門雄一 氏 (品川区教育委員会庶務課文化財係長)
11:20報告2「品川区の文化遺産と観光振興ビジョン」大森直人 氏 (品川区文化スポーツ振興部文化観光課観光推進係長)
12:00昼休み
13:00報告3「大森貝塚遺跡庭園を後世に伝える」鈴木章生 氏 (品川区立品川歴史館館長・目白大学教授)
13:50報告4「大森貝塚遺跡庭園と文化観光」谷口 榮 氏(観光考古学会観光部会長)
14:40小休止
15:00ディスカッション登壇者全員
司会進行 岡崎完樹 氏(元東京都教育庁学芸員)
     橋本眞紀夫 氏 (観光考古学会事務局長)
16:00閉会挨拶橋本眞紀夫 氏(前掲)

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