観光考古学会 シンポジウム
葛飾柴又の文化遺産と観光
―文化遺産・観光振興・シビックプライドの関係性―

 写真提供:葛飾区観光課

 今回のシンポジウムでは、都内初の国の重要文化的景観に選定された「葛飾柴又」を舞台に、文化遺産と観光振興の関係性を軸に、さらにそれらとシビックプライドとの関係性について文化遺産と観光の専門立場から報告をしていただき、日本を代表する景観地「葛飾柴又」をどのようにして守り、活用しながら後世に伝えていくことができるのかを検討します。ご関心のある方はぜひご参加ください。
プログラム
12:30受付開始
13:15開催挨拶望月日靖(帝釈天題経寺住職)
那波市郎(観光考古学会副会長)
13:30基調講演坂詰秀一(観光考古学会会長)
14:00報告1「文化遺産としての葛飾柴又の魅力」伊藤 毅(青山学院大学教授)
14:30報告2「葛飾柴又の伝統を守り後世に伝える」天宮久嘉
(葛飾区観光協会柴又支部長)
15:00小休憩
15:10報告3「葛飾柴又の歴史的・文化的資源と観光振興」谷口 榮(観光考古学会理事)
15:40報告4「葛飾柴又の観光的魅力」曽根豊太
(公益財団法人東京観光財団)
16:10会場設営
16:20ディスカッション 司会進行 橋本真紀夫(観光考古学会事務局長)
17:25閉会挨拶長谷川 渉(観光考古学会考古部会長)

申し込み方法


 観光考古学とは、「遺跡を観光資源として捉え、活用の方策について考古学を軸に関連分野とともに総合的に考えていくことを目的とする」ものです。2019年4月1日から文化財保護法が一部改正され、文化財の保護・保存から積極的に活用を重視し、観光活用や長期にわたるインバウンドを目指そうとしています。
 観光考古学会はかかる転換期に際し、観光と考古学の融合を図り、地域における文化財の調査・研究と保存・活用を学び、共に協力し交流を重ね地域振興を目的として2019年5月10日に設立された学会活動です。