武蔵国分寺跡史跡指定100周年記念
パネルディスカッション
武蔵国分寺跡の保存と観光活用
- 日時:令和4(2022)年11月19日(土)13時〜16時40分(開場:12時30分)
- 方式:ハイブリッド開催
- 会場(定員250名):国分寺市立いずみホール(東京都国分寺市泉町3丁目36-12)マップ
- オンライン(定員90名):Zoom
- 主催:観光考古学会
- 共催:国分寺市、国分寺市教育委員会、武蔵野文化協会
- 後援:一般社団法人日本考古学協会、公益社団法人日本文化財保護協会、公益財団法人たましん地域文化財団、こくぶんじ観光まちづくり協会、多摩考学古研究会、国分寺市遺跡調査会
- 参加:無料、要申込(10/16〜11/17)、先着順
プログラム
開会挨拶 | 坂詰秀一(観光考古学会 会長、国分寺市文化財保護審議会 会長、立正大学特別栄誉教授) | |
13:10 | 来賓挨拶 | 井澤邦夫(国分寺市長、観光考古学会顧問、全国史跡整備市町村協議会前会長) |
高野律雄(府中市長) | ||
馳 浩(石川県知事、第20代文部科学大臣、観光考古学会顧問) | ||
13:30 | 趣旨説明 | 長谷川渉(観光考古学会考古学部会長兼観光部会長) |
パネルディスカッション「武蔵国分寺跡の保存と観光活用」(総合司会:橋本眞紀夫) | ||
13:35 | 第1部 | 遺構の保存と観光(司会:河合英夫) |
長谷川渉(観光考古学会考古学部会長兼観光部会長) | ||
中道 誠(国分寺市教育委員会ふるさと文化財課文化財保護係) | ||
14:30 | 第2部 | 遺跡の環境と保全問題(司会:加藤 功) |
福嶋 司(東京農工大学名誉教授、国分寺市文化財保護審議会副会長) | ||
樋渡達也(武蔵野文化協会理事長) | ||
15:30 | 休憩 | |
15:40 | 第3部 | 武蔵国分寺跡の観光活用と展望(司会:橋本眞紀夫) |
坂詰秀一(観光考古学会 会長、国分寺市文化財保護審議会 会長、立正大学特別栄誉教授) | ||
江口 桂(府中市文化スポーツ部ふるさと文化財課長) | ||
依田亮一(国分寺市教育委員会ふるさと文化財課史跡係長) | ||
16:30 | 閉会挨拶 | 那波市郎(観光考古学会副会長) |
趣旨
観光考古学会は「地域における文化財の調査・研究、保存・活用を学び、地域振興を考えていく」ことを標榜しています。毎年の活動として、各地域の文化財、遺跡等を取り上げ、シンポジウムを開催してきました。本年は大正11年の国史跡指定から100周年を迎える武蔵国分寺跡の保存と観光活用をテーマに、パネルディスカッションを行います。昭和31年の日本考古学協会による初めての本格的な発掘調査から、史跡確認等の調査が継続して行われ、史跡整備計画や公有地化事業も早い段階(昭和40年)から行われ、今日も史跡整備が継続しています。
第1部 遺構の保存と観光
- 史跡指定になって国分寺市ではどのように史跡国分寺跡を整備してきたか
- 市教育委員会で行ってきた発掘調査とその後の史跡整備について
第2部 遺跡の環境と保全問題
国分寺跡は国分寺崖線に接し、豊かな自然が残る地区に存在しています。
- 植生を中心に、史跡の環境をどのように保持していくか
- 史跡の環境から史跡整備はどのように行うのが望ましいのか、どのように保存していくのか
第3部 武蔵国分寺跡の観光活用と展望
国分寺市と隣接する府中市では、武蔵国府関連遺跡の調査が進み、国衙地区や国庁跡も特定して平成21年に国史跡に指定されました。両市が連携しながら進めてきた国府、国分寺の調査と史跡整備を振り返り、また観光資源としての活用と展望を討論し、今回のまとめとします。